パレットとは、荷物を載せる台のことで、種類も色々あります。基本的に荷物を載せる面に差し込み口がある平らな台になっていて、パレットごと移動したり、管理したり、トラックにそのまま積めたり、作業効率が上がる便利な板状の台です。今回はその中でも、当社でよく使うパレットを紹介します。
ちなみにパレットを英語で書くと”Pallet”であって、”Palette”は「絵の具を並べる道具」になってしまいます。
当社ではベースのパレットと出荷用のパレットで分けて使用しています。ベースは倉庫内でハンドフォークリフトで移動できるよう、十分に高さのある土台のパレットを指します。出荷用のパレットは高さが狭いパレットを使用するため、出荷用パレット単体で置いて荷物を載せることはできません。なぜならハンドフォークリフトが入らない為、ハンドが刺せずに移動できないからです。必ずベースのパレットを下に敷いてから、同じサイズの出荷用パレットを上に載せて、荷物を積むようにしています。
パレットの種類(素材)
素材は木製とプラスチック製の二つが主に使われています。中には金属製のパレットもあるようです。木製のパレット(木パレ)を持って運ぶ時は、注意が必要です。ささくれが多く手に刺さることが多いので、持つときは必ずゴム製の手袋をしましょう。また外の保管だと、雨晒しになって乾いた後にカビたり、腐敗してしまいます。(色も変色します)虫が付いたりもするので、綺麗に保管するためには管理が必要になってきます。それに代わってプラスチックのパレット(プラパレ)は基本的に軽くて持ち運びも簡単です。(中には、すごく重いプラスチックのパレットもあります。)外で雨晒しになっても大丈夫です。ただ割れやすかったりするので、取扱には注意してください。木パレもプラパレも共通して言えることは「パレットの上には乗らない」ようにしましょう。僕が教わったのは、パレットはお皿だということです。パレットの上には大事なお客様の荷物(商品)が乗るので、その土台も綺麗に丁寧に扱うようにしています。
パレットの種類(サイズ)
パレットには様々なサイズがありますが、今回は当社で使われている代表的な3つを紹介します。
- イチイチのパレット(プラパレ)
正式にはサイズが縦1100mmの横1100mmの正方形の大きなパレットのことを指します。この大きさはJIS基準となる規格サイズだそうで、ほとんどのプラスチックパレットがこのサイズになります。
- シロク(四六)のパレット
サイズは縦が約80mmの横が約1100mmの長方形の中ぐらいの大きさのパレットのことを指します。ほとんど木製のパレットで、ベースのパレットや出荷用のパレットなどがあります。印刷業界の原稿サイズでは四六判というサイズから、シロクのパレットと呼んでいます。
- キクのパレット
サイズは縦が約65mmの横が約95mmの長方形の小さいサイズの大きさのパレットのことを指します。これもほとんど木製のパレットで、基本的にはベースで使うパレットが多いです。印刷業界の原稿サイズでは菊全判というサイズから、キクのパレットと呼んでいます。
物流の倉庫内ではパレットはなくてはならない物で、ハンドフォークリフトやフォークリフトを使うことで格段に作業効率が上がります。例えば、トラックに積む時に同じ大きさの荷物(段ボール)を1つずつ積むよりは、パレットに載せてフォークリフトで一気に積むことであっという間に作業が終わります。また倉庫での移動や管理も簡単にできるようになります。
また配送中もパレットに積むことによって、荷崩れがしにくくなり、綺麗に運搬できるようになります。
会社概要
会社名:株式会社今人
所在地:山梨県甲府市中小河原1-10-1
会社HP:https://imagine6.com/
山梨県にある株式会社今人は「柔軟な働きかた」を掲げ、外で働きたくても働けない方や、本業の他に少しでも稼ぎたい方に内職でのお仕事を紹介し、人手不足の企業様の課題を解決するサービスを提供しております。
内職でのお仕事は様々で、同じ作業を継続的にやるのではなく、作業ごと自分の好きなタイミングで作業の引き取りができます。少しでも興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。