パレットの積み方には、箱とパレットのサイズに合うように色々な積み方があります。製品を発送したり、保管する為にパレットに綺麗に積み、ラップ(ストレッチフィルム)やベルトで固定することをパレタイズと言ったりもします。パレタイズで気をつけなければならないのは荷崩れしないようにすることです。フォークリフトやトラックの運送中は大小なり振動があるので、パレタイズされた荷物が崩れたりしないように、パレットの荷物の積み方を工夫をします。
今回はその積み方パターンをいくつか紹介します。
積み方の紹介
パレットの荷物の並べ方(積み方)を物流用語ではパレットパターンと呼びますが、細かいことは省いて分かりやすく「○面回し」と今人では言っています。今人に来たことがある方は、「○面回しで積んでください」なんて聞いたことがあるかもしれません。※正式にはパレットパターン(積み方)と○面回し(1段目の個数)は意味が少し異なります。以下、今人でよく使う積み方を画像と共に紹介します!
・3面回し【レンガ積み】
・4面回し【ピンホール積み】
・5面回し【スプリット積み】
・9面回し【ダブルピンホール積み】
・棒積み(画像は12面の棒積み)
荷崩れの原因と対策
荷崩れが発生する主な原因は「揺れ」と「重さ」になります。
「揺れ」はトラックの運搬中やリフトでの移動などで「横」に生じる力になります。パレットの積み方が大きく影響します。特に上記で見た「棒積み」は高く積めば積むほど横揺れに弱く、崩れやすくなります。対策としては、パレットの積み方を段ごと切り返しながら綺麗に積んでいくことです。またラップ(ストレッチフィルム)を頑丈に巻くのもいいと思います。ただラップ(ストレッチフィルム)だけに頼っても、積み方がおかしいとラップも耐えきれず崩れてしまうので注意が必要です。
「重さ」は単に積めば積んだだけ、下にある箱が重さに耐えられなくなる「縦」に生じる力になります。段ボール箱の角は重さに強いですが、それ以外のところは噛み合っていないとすぐに凹んでしまいます。特に中身がいっぱいに入っていない(空洞になっている)箱に至っては、上からの重さにはすぐに潰れてしまうと思います。対策としては、パレットに綺麗に積んでいく方法しかありません。箱がパレットからはみ出していたり、パレットの板の隙間に、箱の角が落ちているのを気づかず積んでしまうと、後々崩れる原因になります。また箱の重さが異なるものに関しては、重いものから積んで、最後に軽いものを上に載せるようにしましょう。ラップを巻く際は、上部をしっかり巻くと固定されるので、崩れにくくなります。
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